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季節外れですが、今回、茶々の高校の修学旅行の思い出ネタで書こうと思います!私を小狼に擬人化します!下より、本編スタートです!
<朝日で目覚めて>
ホテルの部屋で俺は朝日に起こされた。まだ、太陽が昇りだして、窓の外はまるで夕焼けの様だ。因みに今回は山崎と俺だけの2人部屋だ。今までの修学旅行のホテルの部屋とは違い、静かである。
小狼(他の奴らはどう思うか、知らないが、俺はこのくらいの方が丁度良いけどな。)
小狼は山崎を起こさない様にベットの梯子から降りて、窓をみた。
小狼「うわ~!凄く綺麗な朝日だな!カメラで写真でも、写そうか!って何、はしゃいでるんだ?俺は!今ので、山崎は起きなかっただろうな?」
小狼は山崎が起きていないか、どうか確認する。
小狼「ああ、良かった、起きてなくて!コイツ、疲れたのか、ぐっすり眠ってる!もし、山崎が起きてたら、俺ばっかりずるいって言いかねないしな!」
山崎「千春ちゃん、今回は嘘じゃないよ!」
小狼「何だ、寝言か!びっくりさせるな!とりあえず、聞いとくか!」
山崎「朝焼けっていうのはねえ、宝石みたいに輝いていてね、とても綺麗なんだよ!」
小狼「確かにその通りだ!山崎!」
山崎「う~、う~、千春ちゃん!」
小狼「って、こんな事している場合じゃない!急がないと太陽が昇り切ってしまう!」
小狼は急いで鞄から使い捨てカメラを取り出す。
小狼「この窓は開かないのか!しかたないなあ!そのまま、撮るか!」
小狼は朝焼けの写真をカシャッと使い捨てカメラで撮る。
小狼「さくらも今頃、朝焼け観ているんだろうか?まだ、朝早いし、もう一度、寝直そう!」
小狼はベットの片隅に使い捨てカメラを置くと、そのまま、床についた。
<AM6:30>
山崎「あれ?李君ったら、ベットの片隅に使い捨てカメラを置いて寝てるよ!何か撮ってたのかなあ?まあ、良いや!起床は7時だしね!ぎりぎりまで寝かせて置いてあげようかな!朝食はまた、バイキングかあ!いい加減飽きたよ!ああ、朝食に魚料理とすあま出ないかなあ?あと、味噌汁もね!」
実は小狼は寝たふりをしている事を気付いていない山崎。
小狼(今日はいい日なればいいな!今日は遊園地に行くんだったな!さくらと一緒に回ろう!他の自由行動の日も、さくらと一緒に回ろうかな?今日こそ、何もなければいいけどな!)
山崎(李君は僕と回る気無いんだろうね!僕は千春ちゃんと回ろうっと!でも、最後の日くらいは一緒に回ろうよ?李君!)
<遊園地>
小狼達は遊園地にやって来ました。
桜「うわ~!凄いジェットコースターだね?小狼君!あれに乗ろうよ!ねえ、何か、嬉しい事でも、あったの?」
小狼「はぁ~!あのな、さくら!」
桜「な~に?小狼君!」
小狼「お前は朝焼け観たのか?」
桜「観てないよ!さくら寝たもん!観たかったなあ!」
小狼「そうか!朝焼けはとても綺麗だったぞ!カメラに写真を撮ったから、現像した見せてやる!」
桜「じゃあ、楽しみにしてるね!小狼君!」
そこへ、知世がやって来て、
知世「私も、朝焼けを撮りましたのよ!さくらちゃん!」
桜「知世ちゃんも撮ったの?」
知世「ええ!私はビデオで撮りましたのよ!何でしたら、今直ぐ、御観せしましょうか?さくらちゃん!李君もどうぞ!」
小狼(ああ、コイツは相変わらず、ムカつくな!)
「いや、俺はいい!」
知世「あら、そうですの?では、さくらちゃん!私と2人で観ましょうか?とても、綺麗に撮れましたのよ!」
桜「ねえ、小狼君!本当に観なくて良いの?」
小狼「いい!それより、さくら!大道寺!何か、買って来ようか?」
桜「じゃねぇ、私はバニラ味のソフトクリームね!」
知世「私も、さくらちゃんと同じ物でお願いしますね!李君!」
小狼「じゃあ、買って来るから、そこで待ってろよ!」
桜&知世「は~い!」
時計台の処に桜と知世を置いて、小狼はソフトクリームを買いに行ってのだ。
数分後・・・。
桜「遅いね!小狼君!」
知世「そうですわね!さくらちゃん!」
(きっと、私の物がお気に召さなかったので、お逃げになられたんですわ!)
桜と知世が幾ら、待っても、小狼が帰って来る様子がない。
桜「ねえ、知世ちゃん!」
知世「何でしょう?さくらちゃん!」
桜「知世ちゃん、小狼君の様子、観に行かない?はう~、心配だよ!一体、どこまで買いに行ったんだろ!」
知世「ですわね!さくらちゃん、もう少し、待ってみませんか?一体、李君はどこまで、行かれたんでしょうか?」
その頃、小狼はどの味のソフトクリームにするか、迷っていた。
小狼「バニラ味は普通に美味いだろうけど、夕張メロン味って、美味いんだろうか?それとも、チョコ味にするか?う~ん!」
また、桜と知世に戻って、
桜「ねえ、知世ちゃん!」
知世「さくらちゃん!今度は何ですの?」
桜「あのね、知世ちゃん!あのジェットコースターに乗ってるのって、千春ちゃんと山崎君だよね?」
桜は時計台の近くのジェットコースターを指差して知世に言ったのだ。
知世「あら?確かにそうですわね!さくらちゃん!御2人共、とても楽しそうですわね!」
桜「そうだね!知世ちゃん!御2人共、とても楽しそうだよ!でも、小狼君と乗りたかったよ!ああ、楽しみにしてたのに!」
知世「私はさくらちゃんと李君がジェットコースターに乗ってらっしゃるお姿を撮る予定でしたのに!李君ったら、お酷い方ですわ!因みにタイトルは<さくらちゃん、李君と一緒にジェットコースターに乗るの巻>でしたわ!」
桜「と、知世ちゃん!今回も、撮るつもりだったの?」
知世「ええ、勿論ですわ!さくらちゃん!さくらちゃん、可愛いですものね!ですが、誰かさんのせいで、台無しになりましたわ!どう、責任を撮って下さるんでしょうか?あの方は?」
桜「と、知世ちゃん!ほええ~、何か、知らないけど、知世ちゃん、怒ってるよ!」
知世「あんな方など、放って置いて、他の方を撮りに行きましょうか?さくらちゃん!」
桜「私は遠慮しとくよ!知世ちゃん!ここで待ってるっていう約束だしね!で、他の人って、誰の事なの?」
知世「あらっ!?それはまだ、考えてませんでしたわ!」
桜「そ、そうなんだ!何を撮りに行くか知らないけど、小狼君が帰って着たら、知世ちゃんの携帯に電話するね?」
知世「はい、解りましたわ!さくらちゃん!行って参りますわ!」
知世は桜の処を後にした。でも、知世はそんな遠くには行ってませんでした。
知世(早速、興味深い者を見つけましたわ!)
男子生徒「ともよちゃん、何撮ってるんだ?」
知世「美味しそうに夕張メロンソフトクリームを食べる真君、可愛いですわ!ああ、私、し・あ・わ・せですわ!」
真「意味が解らない!可愛いって、何?もしかして?ともよちゃん、ソフトクリームが欲しいの?」
知世「い、いえ、欲しいとは言ってませんわ!それより、真君は李君を見かけませんでしたか?遅いので心配しておりますのよ!」
真「ああ、確かに見かけたけど、・・・・・李の奴、何か、物凄く、迷ってた!」
(俺にはともよちゃんが李の事を心配している様には見えないけど、・・・)
知世「そうですか!全く、情けない方ですわね!李君は!」
真「ああ、そうだな!確かに情けない奴だなぁ!李は!何時から、待ってるの?」
知世「約30分位でしょうか?」
真「はぁ?30分!?幾ら、何でも、それ無くねぇ?どんだけ、優柔不断なんだ?李は!」
知世「優柔不断=ふんわりって事でしょうか?李君はさくらちゃんとそっくりですわね!」
真「ああ、そうなんだ!木之本もなんだ!」
知世「優柔不断を良い様に言い換えると、物事をよく考えるですわ!」
真「そんな説明どうだっていいよ!優柔不断=ふんわりって、一体、何なんだ?それ?」
知世「細かい事は気にしないで下さいな?真君!」
真「わかったから、もう勝手にしてくれ!」
知世「勝手にさせて頂きますわ!」
女子生徒「まこちゃ~ん!一緒に廻ろ!」
真「うっ、ま、茉莉!」
知世「あら?茉莉さん!茉莉さんは真君の事、好きなんですね!」
茉莉「ええ、そうよ!」
桜「知世ちゃん?こんなとこで何やってるの?」
知世「あら?さくらちゃん!さくらちゃんこそ、どうして?こちらへ?」
桜「あのね、知世ちゃん、小狼君がね、・・・・・」
知世「李君がどうなさいましたの?」
桜「知世ちゃんと私がしてた話をしたらね、怒っちゃってね、・・・」
知世「どうして、李君が怒ってらっしゃるんですか?さくらちゃん、まさか、余計な事をおっしゃってないでしょうね?」
桜「もしかして、あの事かなぁ?」
知世「あの事って、何ですの?」
桜「ジェットコースター!」
知世「ジェットコースターの事でしたの!」
桜「うん、確かにそうなんだけど、あのね、知世ちゃんが<さくらちゃん、李君と一緒にジェットコースターに乗るの巻>とか言ってた話だよ!」
知世「さくらちゃん!それは仰らなくて良い事ですわよ!」
桜「えっ?そうなの?知世ちゃん!あれって言っちゃいけない事なの?はう、どうしよう~?知世ちゃん!」
知世「どうしようと仰られても、もうどうしようないですわね!という事で私はこれで失礼しますわ!」
桜「私も、小狼君に謝るからさ、知世ちゃん、ちゃんと、謝ろ?」
知世「どうして、私が謝らないといけませんの?元はといえば、李君が悪いんですのよ!」
茉莉「聞いててさ、私、思うだけど、3人共悪いでしょ?」
真「最早、連帯責任?連帯責任いや、違うなぁ?」
茉莉「違うって何がよ?」
真「木之本も、李も悪いけど、後、言いにくいんだけど、・・・やっぱり、ともよちゃんが、・・・」
茉莉「まこちゃんが言いたい事は解った!要するに知世ちゃんが一番悪いって言いたいんでしょ?本人は悪いと思ってないけど!」
知世「お2人の仰りたい事は解りましたわ!要するに私が謝れば、事が済むとお2人は仰りたいのですね?解りましたわ!李君に謝って参りますわ!さくらちゃん!参りますわよ!」
桜「うん!わかった!行こ!知世ちゃん!本城君!茉莉ちゃん!有り難う!」
桜と知世は小狼の処へ、向かった。
真「謝る気、あるんだろうか?」
茉莉「無いでしょ?」
真「やっぱり?俺もそう思う!」